BigDataダッシュボード勉強会

SIOSテクノロジーさんとTreasure Dataさん主催で、
ビッグデータをいかに可視化するか」をテーマにした勉強会が開催されたので行ってきました。

以下気になった点をメモとして残しておきます。 間違って解釈している箇所がありましたらご指摘下さい。

Treasure Dataと連携するダッシュボードツール

  • Treasure DataとMetric Insightsを組み合わせたダッシュボードの事例
  • Treasure DataさんはBIツールとしてExcelを使えるよう開発中とのこと
  • Q&A
    • 「Treasure Dataを導入している企業で最も良く組み合わせて使われるBIツールはあるか?」
    • 「最も使われている、というものはない。企業によって組み合わせて使われているBIツールは様々。インタラクティブな操作性ではTableauの右に出るものはないと感じているし、普及面の観点からだとExcelがやはり一番使われているBIツール。」

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スモールデータ回帰分析ダッシュボード "adelie"

  • adelie
    • (重)回帰分析による多変量間の相関関係の計算を行い、可視化するツール
    • 分析するコンサルタントと現場の隔たりが大きい現状を踏まえて、現場の人間が分析できるようにと考えられ作られた
  • インラインで解析するが、気にいったモデル(メトリクス)があったら分析モデルとして保存して以後参照できる
  • 技術的な面
    • Python
      • numpy/scipy
    • Nginx
    • uWSGI
    • Pyramid
    • c3.js
      • D3.jsをラップした独自ライブラリ。対話的なチャートの制御・情報の取得が可能

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Tableau Software

  • Tableau Desktopのデモ
    • 数百万件のデータをインポートしても、とてもスムーズに操作できていた
    • 操作方法を理解したら何でもできちゃいそうな印象
    • OpenGL使って描画しているため、データセットが大きくても描画はめちゃくちゃ速い

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OSSを活用したダッシュボードの紹介

  • Treasure Dataに蓄積しているデータを時間軸でグラフ表示するためのアプリケーションをrailsで開発
    • githubに公開しているという話だったけどURLがわからない...
  • Treasure Dataには、定期的に集計して結果をプッシュしてくれる機能があるらしく、TDのクレデンシャル情報をアプリ側で管理しなくて済んでいる
    • この定期的に集計してプッシュしてくれる機能はBigQueryにも欲しい・・・
  • GrowthForecastKibanaを使用してダッシュボード的なものを作る話もあったり

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